布団よりも洗うのが簡単そうな毛布、購入してからこれまでに何回クリーニングに出しましたか?服のように直接身につけるわけではないけれど、汗や皮脂で汚れたり、あるいはよだれや涙も?染み込んでいるかもしれません。
布団はマメに干すけれど、毛布はそれほど干さないなあという人もいるはず、そうなるとダニの心配もありますよね!
毛布はどのくらいの頻度でクリーニングに出すべきか、また、自分で洗うことは可能なのか、クリーニングに出すのなら値段はいくらくらいなのか・・・。その他にもいろいろと調べてみました。
目次
毛布をクリーニングに出す頻度とタイミング
毛布をクリーニングに出す頻度は、1か月に1回が理想だといわれています。
布団よりも肌に触れているはずの毛布、シーツは頻繁に洗うのに毛布はそれほど洗わないのは考えてみればちょっとヘンかもしれません。1か月に1回でも、もしかしたら衛生上は良くないような、でも毛布はシーツのように簡単に洗えるものではないですよね。
洗い方を間違えれば、ダメージ受けて毛布の風合いが台無しになってしまうでしょう。クリーニングに出すにしても、頻繁に出すのは劣化するのを早めてしまうはず。クリーニングに出すのは1か月に1回までにして、あとは日常的にお手入れを、陰干しして風を当てるだけでも十分ですよ。
毛布をクリーニングに出したらどのくらいで帰ってくる?
毛布をクリーニングに出して帰ってくるまでの目安は、通常1週間程度です。クリーニング店によって、お急ぎで仕上げてもらうことができる場合や、これ以上かかる場合もあるでしょう。
また、多く人が毛布をクリーニングに出すシーズン終わりなどは、混雑するため仕上がるまでの日数も余計にかかってしまいます。もう寒くないからと毛布をクリーニング出してしまい、寒の戻りで再び寒くなった場合、なかなか毛布が帰って来ないのは困りますよね。
ですから毛布をクリーニングに出す時期は天気予報などを参考に、予備の毛布があればそんな心配もいりませんから安心でしょう。
毛布のクリーニングの値段の相場
毛布をクリーニングに出す時の、値段の相場について見ていきましょう。毛布には種類があり、それによって値段の相場も異なります。
・シングルサイズ 1,100円~1,500円程度
・ダブルサイズ 1600円~2,500円程度
・2重毛布シングル 1,600円~
・2重毛布ダブル 2,100円~
・電気毛布 1600円~
だいたいの目安はこの金額になります。これらはドライクリーニングになりますが、もし素材がシルクや真綿素材などの場合は、一般的なクリーニングとは異なるので追加料金が発生することも。また、通常よりも早く仕上げてもらいたい時は、クリーニング店にもよりますが追加料金を払うことでより早く仕上げてもらうこともできます。
同じ毛布でも持ち込む場合が一番安く、集配サービスや宅配クリーニングを利用すれば送料の分高くなります。宅配サービスは、毛布1枚だけクリーニングするなら割高ですが、枚数をまとめると1枚当たりの値段が安くなることもありますし、何より持ち込む手間が必要ないので気軽に利用できるでしょう。
毛布のクリーニングの出し方と注意点
毛布をクリーニングに出す時の、注意点について説明します。
洗濯表示を確認
基本的に、毛布はクリーニング店に出せばドライクリーニングでキレイにしてくれますが、洗濯表示で水洗いも可能だと表示されているのなら、水洗いも可能です。毛布の汚れによっては、ドライクリーニングではなく水洗いの方がスッキリと落とすことができるもの。
水洗い不可でも、特殊な技術で水を使ったクリーニングが可能なお店もありますから、どのように洗ったらベストなのか、クリーニング店で相談してから依頼しても良いでしょう。そのために、まず毛布の洗濯表示を確認しておきます。
汚れやシミを確認
頻繁には洗わない毛布なら、いつのまにか汚れやシミが付いていることもあるでしょう。クリーニングして汚れやシミを残さずスッキリさせたいなら、クリーニング店に出す時にその部分を示してしっかりと落としてもらうようにします。
オプションも検討
毛布はクリーニングして汚れを落とすだけでなく、オプションをプラスすることもできます。クリーニング店にもよりますが、防ダニ加工・抗菌加工・防臭加工などのオプションがあるので、必要ならそれらの加工もお願いしましょう。
クリーニング後の毛布の保管方法
クリーニングから帰ってきた毛布は、ビニールの袋に入れられているはずです。ビニール袋に入ったままで保管すると、湿気が溜まり中で結露してカビが発生する恐れもあります。ですから、クリーニングから帰ってきたらまずビニールの袋から出し、できれば風通しの良いところでしばらく陰干ししてから保管します。
押し入れで毛布を保管する場合は、そのままでは湿気を吸ってカビが生えてしまう恐れがあります。スノコの利用や除湿剤を置くなど対策をしたり、定期的に押し入れを開け放ち風を通してあげましょう。
また、毛布を収納するための専用ケースや、不織布でつくられた収納ケースなどの利用もオススメです。収納した毛布をクッションにすることができ、そのままリビングなどに置いておける収納ケースなど、ユニークな保管方法もあります。
毛布クリーニングの疑問
よくある毛布クリーニングの疑問と、その答えについて見ていきましょう。
毛布はコインランドリーでクリーニングできる?
毛布の洗濯表示を確認し、水洗いできるものであるならコインランドリーでも洗うことができます。洗濯表示は毛布についているタグを確認すれば分かりますが、そこに洗濯機マークがあれば水洗いOK、正しく洗えば問題ありません。
コインランドリーで洗える毛布の種類は、素材がアクリルやポリエステルなどの化学繊維のものや綿素材の毛布などです。ウールやシルクはダメージを受けやすいので、コインランドリーで洗うのは避けましょう。
毛布は自宅で洗濯できる?
コインランドリーで洗う場合と同様に、洗濯表示に洗濯機マークや手洗いマークがある毛布なら自宅で洗濯することができます。ただし、自宅で洗う場合は洗濯機の容量がコインランドリーほど大きくないので、毛布を入れたけど回らないということもあります。
自宅で洗濯機を利用して毛布を洗うなら、まず洗濯槽に水を入れる前に毛布を入れてみましょう。毛布はたたんで入れますが、無理やり押し込まなければ入らなかったり、どうやってもはみ出してしまうなら洗濯機で洗うのは諦めましょう。
毛布を入れ洗濯槽に少し余裕があれば大丈夫なので、確認してから洗い始めるように。また、洗濯機のコースは通常よりもやさしい水流の手洗いコースや、弱水流のコースで洗うようにします。水洗い可能でも、手洗いマークがついている毛布なら洗濯機で洗うことはできません。
浴槽を利用して手洗いする方法もありますが、脱水機にかけることができなければ、干して乾燥させるのも容易ではないでしょう。薄くて軽い化学繊維の毛布や綿毛布以外なら、自宅で洗わずクリーニングに出すか、コインランドリーを利用することをオススメします。
毛布クリーニングのまとめ
毛布もクリーニングに出して清潔に、気持ちよく使いましょう。
・毛布クリーニングの頻度は1か月に1回が目安
・クリーニングに出す以外にも陰干しするなどのお手入れを
・毛布をクリーニングに出して帰ってくるのは通常1週間後
・毛布クリーニングの値段相場は1,000円~2,500円程度
・毛布クリーニングから帰ってきたらビニールを取り外す
・毛布を保管する際は湿気対策を万全に
・毛布をクッションとして使える収納カバーもある
・毛布はコインランドリーや自宅でも洗濯ができる
汚れていないように見えても、シーズン中は毎晩使用する毛布なので、思った以上に汚れているかもしれません。定期的にクリーニングすることで、清潔に保ち気持ちよく使うことができるでしょう。水洗いが可能なら、コインランドリーや自宅でも洗うことが可能です。